2期生 メンバー紹介!〜小出悟〜


皆さん初めまして。

Change makers college2期生の小出悟(こいでさとる)です。

新潟県新潟市出身で今年25歳になりました。

自分はこれまでに広田町と関わりがあったわけではなく SETの活動に参加したこともありませんでした。

少し自分のこれまでを振り返りたいと思います。
2011年3月、自分が高校を卒業すると同時に東日本大震災が発生しました。
直感で東北のために何かしたいと考え2013年4月に移住しました。
場所は陸前高田広田町から南に70キロほど進んだ場所に位置する 宮城県南三陸町です。

陸前高田と同じく、震災の被害が大きかった地域です。
そこで働き手を募集していた団体の活動に参加しました。
その取り組みを通して派遣された水産加工場に魅了されて 復興するまでこの会社で働いていたいと考えました。

それからは働くことが自分の生きがいにつながり 多くの仲間たちと汗を流しました。
3年が経過した頃に 南三陸町の復興が目に見える形で進んでいくのを実感しました。

会社の業績も上がり、震災以前よりも経営規模が拡大して 地元の銀行や新聞社から表彰を受けるまでの会社へ復活を遂げました。 会社の復興を自分ゴトのように感じていましたが

ふと「これから人生で自分は何がしたいのか??」と考えるようになりました。

移住した当時、復興のためにという熱い思いだけで移住した人のほとんどが 地元に帰ってしまったり、純粋にやりたいことを見つけて移住して来る人が 周りに増えて来たからです。

自分のやりたいことや価値観が曖昧なままに 今までの生活を続けることに限界を感じていました。

その時に知人の紹介でSET代表理事の三井さんのことを知りました。
一度だけ南三陸で直接お話を伺い、 陸前高田でのSETの取り組みに関心を持ちました。

5年間の水産加工場の勤務を経て移住留学に参加しています。

陸前高田という他地域に目を向けることで 南三陸と陸前高田の間に位置する気仙沼にも関心を 抱くようになり、南三陸で仕事をしながら 週末は気仙沼に通う2拠点生活を去年1年間は行なっていました。
そこで気仙沼ゲストハウス架け橋というコミュニティや 様々な人の生き方や考え方と出会い自分自身を内省する機会も持つことができました。 現在は気仙沼にあるゲストハウスで働きながら 陸前高田の広田町へ通う生活を送っています。

これからの4ヶ月間に様々なことにチャレンジして たくさんの壁にぶつかると思います。

その度に仲間と広田の人たちと力を合わせて 乗り越えながら「やりたいことを実現する力」を身に付けたいと思います。
そして今、この文章を書きながら誓っている自分のビジョンは
「どんな状況でも自分なりの可能性を模索し続ける人間になる」です。

自分のやりたいことが具体的になり、自分の可能性にも気付けている今を 妥協することなく情熱的に広田での4ヶ月間を過ごしたいと思います。

追伸:初めてのワカメ狩りは船酔いで潰れて苦い思い出になりました。 次回にリベンジする機会を模索しながら移住留学を過ごしていきたいです。 みなさんよろしくお願いします!!

Facebook Comments
投稿日2018/04/27
カテゴリーCollege Blog