デンマーク視察日記③アートのちから

今回はデンマークに9日間ほど滞在し、学校視察以外にもコペンハーゲンやオーデンセなどの都市部も訪れました。

行く先々で必ず目に触れるのが、たくさんのアート作品。

私たちは、

どうしてこんなにアート作品が飾られているのかとても気になり、デンマーク人に聞いてみました。

言語化できないものを表現できるアート

「感情を言葉にするのが難しい時、アートで表現することができる。

それは人間成長にもとても役にたつ。」

エフタスコーレの先生は私たちにそう教えてくれました。

嬉しさ、悲しさ、怖さ、などその全てをアートではより表現できるといいます。

訪れたフォルケホイスコーレ、エフタスコーレには、工芸室やアトリエが必ずと言っていいほどありました。

そのほかにも映画制作室や、音楽室、ミュージカル機材部屋など様々な分野でアートできるようになっています。

ひと昔前のデンマークでは、アート系の学校は軽視されていたようです。

今はアート系の学校も充実しており、

思い立ったらすぐ取り組むことができるよう、デンマークの学校の設備は素晴らしいものでした。

アートは人をコントロールできる!?

アートを制限するということは、国民をコントロールできるということ。そんな話を聞きました。

たしかに、寂しい絵を見ると心が沈んだり、激しい音楽を聴くと体が動いたりと、

無意識にアートによって影響を受けているんだと、この旅で感じることが多々ありました。

デンマークの街を見渡せばアート作品があるので、制限を感じることなく、自由な表現がたくさん。

それが街の魅力にもつながっている。少なくとも、日本から訪れたわたしたちにとって、面白くてつい見てしまう、魅力のひとつになっていました。

この街の人は比較的表現力が高い人が多く、とてもオープン。

そして時間的にも空間的にも余白があり、アートをするスキマを創ることができるのだと思います。

それは時間をとって自分や他者、環境と向き合うということで、

そしてとても豊かなことであり、街に、人生に彩りを与えることなのだと思いました。

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