Change Makers’ College(チェンジメーカーズカレッジ)とは?

Concept -コンセプト-

「より良く生きる」ことを学ぶ留学プログラム


Change Makers' Collegeは中期~長期留学プログラムです。留学といっても語学留学ではありません。「より良く生きる(Well-being)」について学びます。「より良く生きる」とは、今の幸せも、未来の幸せも大切にする生き方のことです。

「より良く生きる」基準は世界的に変わってきています。「経済的に良いことは」は必ずしも「人生の幸せ」と相関関係には無いということが証明され、私たちのこれから生きる時代は水や電気など、今当たり前に使われているエネルギーは2030年に不足し制限されると言われています。

私たちが今暮らしている当たり前の生活はあと10年でできなくなるかもしれないのです。しかし、制限されるからという「べき」論で全てを解決できるわけでもないと思うのです。

自分自身。自分と他者。自分と環境。
色々なものが絡まり合って私たちは生きています。

だからこそ、私たちは本当の意味で「より良く生きる」ことを考え、創り始めなければいけません。

カレッジでは自然の恵み豊かな場所にキャンパスがあり、多様な背景を持った仲間たちと同じ屋根の下で暮らします。一見、「何も無い場所」にキャンパスはあります。しかし、何も無いから場所だからこそ自分たちで1から考え「やってみる」ことができます。そして、自分なりの「より良く生きる」ことへの答えを見つけ、小さく形作る。それがカレッジでできることであり、学べることです。

今の自分自身のこと、他者との関係性に悩む人、社会状況や仕組みに違和感を感じる人。将来、社会を良くするコトを起こしたい人も、諦めるのではなく、創り始める「生き方」をスタートさせることができると信じています。
「より良く生きる」ための世界中の人との繋がり、そして強く優しいコミュニティと多様な選択肢がChange Makers' Collegeにはあります。

①実践形式のカリキュラム

カレッジでは興味に応じて15以上の多様な実戦形式のカリキュラムから独自のスケジュールを作成します。
教育やツーリズム、モビリティなどのクラスから食や健康のクラス、プロジェクトを自ら立ち上げるクラスなど生き方から、プロジェクトベースドラーニング、仕組みづくりに関わることまで多様な選択肢があります。

②デンマーク式の学校システム

授業は対話形式で行います。また、暮らしの基盤はシェアハウスでの共同生活になります。日々の暮らしの中にある学びも「豊かさ」をデザインしていく上でとても大事な視点です。

③修了後の多様な選択肢

修了後には多様な選択をすることができます。陸前高田で8年間、活動する中で生まれたスタートアップのノウハウ、多様なネットワーク、そしてコーディネーターが、あなたにとっての最善の選択肢を一緒に考え、提案します。

終業後のOB,OGの様子についてはこちらをご覧ください。

設立背景

 

「3.11から始まった物語」

 

今から8年前、2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。東京では、携帯の電波もなくなり、電車も止まり、東京は混乱状態になりました。東北では巨大な大津波が来たことを知りました。

「助けを求めている人が多くいるんだ、なんとか力になることをしよう!」

そんな思いから震災から二日後の3月13日、SETを設立しました。あるご縁をきっかけに陸前高田市広田町という町と出会いました。自分たちの力の小ささを痛感するも、町の人からの言葉が僕らを救いました。

「おまえらみたいな被災していない若者がいてくれるおかげでこの時期にこんだけ笑顔でいることができるぞ」

「おまえらは家族みたいなもんだ。いつでも帰ってこいよ。」

確かに「この人たちの役にたっている」その実感を得ることができました。私たちはこの町でこれからも活動を続けていくことを決めました。活動を通して、二つの大きな気づきを得ました。一つはこの町での活動は、私たちのような外からの若者にとって、とても重要な学びであるということです。

 

町の方との交流を通して、「人はいつ死ぬかわからない」ということを痛烈に気づかせてもらいました。陸前高田市は甚大な被害を受け、12人に1人の割合で死傷者行方不明者の方々がいました。

「もしかしたら自分だったかもしれない。でも自分は運よく助かった。この生かされた命を大切にしたい。」

町の方の言葉です。明日は約束されていない。だからこそ、今を一生懸命に、そして日々自分にとって豊かに生きていきたい。そう強く思うようになりました。

またもう一つの気づきは、外から人が来て、交流をすることは、町の皆さんにとっても価値のあることだと感じたことでした。都会の若者、そして田舎のご年配の方々、普通に暮らしていては決して交わることのない両者、価値観が違う両者が交流し、お互いに気づき、学び合う中で「本当の豊かさとは何か?」を共に考えることができるのです。

町の皆さんの生活は、都会で暮らしてきた若者からすると驚きの連続です。漁をする姿はまさに自然と共に生きることを教えてくれます。家族との時間を大切にする姿は、本当の愛とは何かを考えさせられます。私たち若者にとっては大きな学びとなるのです。そして、町の皆さんにとっては自分たちの豊かさの再認識につながっているのです。若者が移住し、この町で町の皆さんと一緒に暮らすことは両者にとって素晴らしいことであり町の活性化につながっていく。奇跡的な出来事の連続であるということに気づいたのです。

私たちはこの奇跡的な出来事をこれからも紡いでいきたいのです。だからこそ、ChangeMakers’Collageという「豊かさ」とは何かを考え、創る学校を立ち上げるに至りました。

 

理念

 

「人がより良く、豊かに生きるためのモノサシを提案する」

 

私たちは高度経済成長などを経験し、すべての豊かさの「モノサシ」をお金に換算してきました。しかし、日本は成熟社会に突入し、多様な価値観が生まれ始め、全ての豊かさの定義を「お金」で換算することは難しい世の中になってきています。

私たちは新しい豊かさの「モノサシ」を探し始めています。

一方で世界に目を向けると、経済成長ではなく一人一人が幸せに生きることや豊かさを定義し、世界一幸福な国と呼ばれる国もあります。Change Makers’ Collegeは、今の日本のベースを大切にしながら、そしてデンマークの学校とも連携しながら、人間らしい豊かさの「モノサシ」を世界に提案することを目指しています。

Change Makers’ Collegeの中で育まれる「喜び」や「悲しみ」といった感情の動き、ヒューマニズムや哲学、創造性やコミュニケーションは、まさに一人一人の豊かさの「軸」を手に入れるために必要な過程です。効率化したこれまでの社会で失われた「感覚」を地域の中にある大自然、共同生活の中にある仲間との対話を通じ取り戻し、自分自身の「より良く生きること(Well-Being)」を見つけます。コミュニティの活性化や、社会課題の解決など、すべての物事は自分自身とつながっています。だからこそChange Makers' Collegeは一人一人のもっと自由で、豊かな生き方に寄り添える場所を創っているのです。