キャンパス(陸前高田市広田町)について

移住者がたくさんいる、小さな漁村

舞台は岩手県陸前高田市広田町、岩手県の南東部の半島に位置する小さな漁師町。約1100世帯、約3200人がこの町で暮らしています。太平洋沿いの暖かい気候に恵まれた地域で、農業や、カキ、ワカメ、ウニなどの漁業といった第一次産業が盛んな町です。緑鮮やかな山々、青く広がる海、それらが育む新鮮な食材。まさに自然と共に生きる町です。

この町に縁もゆかりもなかった若者たちが、この5年で10名移住し、140名以上が常時活動をしています。近年移住者も増えているこの町で、ロールモデルとなる存在や、一緒に移住して暮らす仲間がたくさんいます。

~「また来てね」「おかえり」と言ってくれる町~

広田町は、私たちのもう1つのふるさと。それは、町に住む方々が、私たち外部の若者をまるで自分の子ども・孫のように想い接してくれるからです。

東京に帰るときに「また来てね」と送り出し、広田に来たときに「おかえり」と迎えてくれる

そんな愛情と温かさをいつも届けてくださる方がたくさんいます。

~”おすそ分け”と”お茶っこ”のある町~

自分たちが作った野菜・獲った魚などを、ご近所さんや知り合いに、当たり前のように贈る”おすそ分け”の文化。お互いを大切に想う気持ちが溢れています。

また、お茶やコーヒー・お菓子を囲みながら、かだりっこ(おしゃべり)する”お茶っこ”も、広田の魅力。お家に誰かが来た時、お仕事の休憩の時など、にぎやかな交流がいつもあります。

まちが直面する課題

~東日本大震災で被災~

2011年3月11日(金)午後2時46分に起きたM9.0の東日本大震災は、この広田町にも大きな被害を与えました。広田町は半島であるが故に、両側の二つの海から津波が押し寄せ、3日もの間陸の孤島となりました。

被災から7年目の2017年6月現在も、復興作業は続いています。(写真は被災当時の上空より)

~日本の課題を50年先き取りしている~

ある地元の方が私たちにこう話しました。「50年後、この町はなくなってしまうかもしれない。

若者の流出、少子高齢化、産業の衰退、教育の問題といった、この先日本全国で直面していくであろう課題に、広田町は今まさに直面しているのです。

それでも未来に進むまち

たしかに課題も少なくない町ですが、
未来に向けてのチャンスやヒントが広田町にはたくさんあります。

一度大きな壁にぶつかったからこそ
次世代に紡いでいきたいモノがあるからこそ
町のことを本気で想い、願い、考える人が確実に増えています。

強くあたたかい絆のある広田町

わたしたちは、この町を舞台に活動しています。

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