【前編】“気になる”私が人と生きれるようになるまで。CMCの共同生活から学んだこと

  話し手紹介

ぱるこ

休職し今年の4月からライフデザインコース4期に参加。

NPO法人コモンビートのミュージカルプロジェクトにてコーディネーターの晃平に出会ったのがきっかけでCMCを知る。卒業後も人と共に生きることをテーマに陸前高田を出てシェアハウスで暮らしながらライフスタイルを形成する予定。


–ぱるこ今日はインタビューに答えてくれてありがとう!よろしくお願いします!

私にとってもいい振り返りになりそうだから嬉しい。よろしく〜。

 

–今日は「共同生活から学んだ私の特性とその付き合い方」というテーマでお話聞かせてもらうね!まずはなんでCMCに参加したのかから教えてください!

仕事で一度人間関係に悩み精神的にきつくなった時があった。

当時実家を出て関東で1人暮らしをしていて、仕事で抱えたストレスとかは全て自分で解消しようとしていた。

人間関係に悩むなんて弱い人だと思われる気もして誰かに相談もしずらかったな。

そんな生活を続けていたらいつの間にかうつ気味になっていて、この生活は続けられないと思った。

この時、1人では生きていけないと感じた。今思えば誰かに相談したかったけど、その時の私はその選択肢が思いつかなかった。

CMCを知り共同生活に魅力を感じた。人と生きるということをしてみたいと思った。

 

–人と生きるはずっとテーマだったね。共同生活は実際にしてみてどうだった?

前半はしんどかった。もともとHSP(*1)気味かもしれないと認知していたけど、共同生活してみるとより顕著にわかった。思っていたより生活音が気になった(笑)

それだけでなく、自分が自らやったことをハウスメイトはやっていないのを見て、約束したわけじゃないのにイラっとしてしまうことがあった。食器を洗うとか、食材を腐らせないように使うとか。

色々気になるけども、自分が周りに比べて気にしすぎだとも思っていたから言えない苦しさが続いた。言い過ぎると人間関係が崩れてしまうかもしれない、でも自分にはどうしようもできないと悩む時間が多かった。

感情を共有するうちに本当は自分がどうしたいのかに気づけた

–ハウスミーティングでぱるこだけ出す議題の量が圧倒的に多かった時もあったね(笑)なかなか大変だったと思うけど、どう向き合っていったの?

まずは認知することからだったな〜。

その機会の一つは授業だった。自分のコミュニケーションの癖を認知する機会があって、そこで自分の特性に納得がいった。

パーソナルライフデザインクラス(*2)でのNLPコミュニケーションがその一つ。体感覚、聴覚、視覚のうち情報をキャッチするのに優位だったのが聴覚だった。

確かに生活する中で他の人の音が気になることが多かったし、それまではただイライラするだけで苦しかったけど、特性と理解できたら少し安心もできた。

もう一つは、違うシェアハウスの仲間やパートナー(*3)にたくさん相談したことかな。イライラする、苦しいという感情をただ共有するうちに、本当は自分がどうしたかったのか?という心の声に気づくことができた。

他人とはある程度距離を取りたいと思っていたけど、なんやかんや一緒にいたいということに気づいた。仲良くなりたいけど、怖いから距離を取っていたんだと思う。

今思うと恐怖は自分が作った妄想だった。

二階に自分の部屋があるけど、一階で他のみんなの楽しそうな声が聞こえた。ただ楽しそうにしているだけなのに仲間外れにされていると苦しかったけど、それも勝手な妄想だった。

–話せる人が外にもいると安心するし、落ち着いて認知できるよね。実際にハウスメイトとの関係性が変化したのは何があったの?

これはもう対話するしかなかった。まずは自分で理解した自分をみんなに共有したてみた。怖かったけど本音で話してみた。

一発で変わったわけじゃないけど、話していくうちにこの人たちは否定はせんやろなって信頼ができた。言うのは怖いけど、言っても大丈夫かもなとは思い始めた。

–一番言うのにドキドキしたことはなんだった?(笑)

みんなが聞いたり、歌っている音楽が気になってしまい嫌だったことかな(笑)

皆が楽しそうに歌っている分、言い出しづらい。けど自分の特性上過剰な量の情報として受け取ってしまう。鼻歌とかも入ってきてしまうから嫌だった(笑)

–言ってみてどうだった?

じゃあ歌うのをやめようとはならなかった(笑)

でも理解をしてくれた。イヤホンを使うように配慮してくれたり、流す時間を配慮してくれたり。

皆が心地よく過ごせるように話し合って変わっていった。

そうやって過ごしていくうちに自分にも変化が起き始めていて、いつの間に気になっていたはずだった音楽に慣れていた。

私が本当に悩んでいたのは、、、

後半はこちら

(*1)HSP

人に比べて繊細で気になることが多い気質。音や光、人の感情などに敏感に反応してしまい、気疲れを起こしやすい性質と言われている。

(*2)パーソナルライフデザインクラス

CMCの必修授業。自己への探求を認知行動科学や体感覚など様々なアプローチから行う。

(*3)パートナー

CMCの提供するサービス。参加者1人につき専属のコーチが存在し、定期的なセッションを行う。

 

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