【後編】“気になる”私が人と生きれるようになるまで。CMCの共同生活から学んだこと

 

話し手紹介

ぱるこ

休職し今年の4月からライフデザインコース4期に参加。

NPO法人コモンビートのミュージカルプロジェクトにてコーディネーターの晃平に出会ったのがきっかけでCMCを知る。卒業後も人と共に生きることをテーマに陸前高田を出てシェアハウスで暮らしながらライフスタイルを形成する予定。

前編をまだ読んでいない方はこちら

私が本当に悩んでいたのは

–あれだけ気にしていたのに、慣れたのは何があったの?

信じられないけど、自分の中にハウスメイトへの愛情が湧いていたからだと思う。愛があるから許せた。怒りの感情がそもそも起きなくなっていた。

音は確かに気になるけど、今までそれぞれの足りない部分を補い合ってたことを思い出すと、多少なんかあってももらってきたものがあるからまあいいか、と許せるようになった。

私が本当に悩んでいたのは、「気になる」という特性以上に、

それによって起きる怒りの感情や、それでコミュニケーションを取ろうとしなくなり人間関係がうまくいかないことだったことに気づいた。

そう思うと、私のこの特性とも付き合って生きていける気がした。

ぱるこの住むシェアハウスは女子寮。みんなのことが大好きな町のおじいちゃんがよくご飯を作って持ってきてくれる。写真はみんなでご飯を食べていた時。

他者との境界が曖昧になる心地よさ

–シェアハウスでの関係が良好になってからはどうだった?

素を出せるようになった。ずっと傷つかないように他者と壁を作ってきたけど、徐々に他者との境界が曖昧になる心地よさを感じられるようになった。

学びだったのは、伝えづらいことを伝えるときに、ただシェアをするというコミュニケーションを取れるようになったこと。

悩んだ時に「要望ではなく、一旦これはシェアなんだけど」と前置きし、ここから先は一緒に考えてもらえないかな?と言えるようになった。

自分の中に答えがなくてもただシェアをする勇気が持てた。

–卒業後もシェアハウスに住みたいと言ってたね。何か活かせそうなことはある?

シェアハウスに住む目的は、引き続き人と共に生きることを練習するため。環境が変わればまた初めみたいに気になることだらけで難しいだろうけど、CMCで一度愛情が芽生えれば許せる自分に出会えた。

そういう意味で、

「関係性を作れば気になることあってもなんとかなるやろって思えていること」

この気づきがこれからの自分に一番生きてきそうかな〜。

–ぱるこの気づきが確実にぱるこの背中を押してくれているね。最後に、CMCに来る前の自分に言葉をかけてあげられるとしたら何を伝えたい?

人を信頼して委ねるって、無理と思ってたけど案外できたよ〜。かな(笑)

–ゆるい!大切だけどゆるいね!笑

このゆるさが大事だと思っていて、そんな急激に信じられるようになんかならないし、劇的な変化も起きない。

暮らしの中でじっくりゆっくり向き合って、気づいたら確かな変化が起きていたから、思ったよりね〜できたよ私〜って感じかな(笑)

シェアハウスから車で5分のところにある大野海岸にてハウスメイトとの写真。

後半になるにつれて、ぱるこから「なんとかなるやろ」と聞くことが多くなった気がする。

私が私の望む人生を、私としてどう生きていくのか?

そんなたくましい問いをぱるこからもらった気がするインタビューでした。

ありがとうぱるこ(^^)

CMC職員室広報部

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